乳首の黒ずみは女性にとってコンプレックスです。
摩擦による刺激や紫外線の浴びすぎ、ホルモンバランスの変化によって出来てしまった乳首の黒ずみをなんとかして改善したいと思っている女性は多く存在します。
乳首の黒ずみを改善する方法として最もポピュラーなのが乳首専用の美白クリームです。ですが、美白クリームは薬品ではないことから即効性があるものではありません。あまり時間がないという人は美容整形を考えているという場合もあるでしょう。
では乳首の黒ずみは美容整形によって改善することができるのでしょうか?

乳首の黒ずみは美容整形で改善するのか?

乳首に蓄積したメラニンを除去することで乳首の黒ずみを改善し、ピンクの乳首を取り戻すことができます。
現代の美容整形では形だけではなく、色も整形で治すことができるので乳首の黒ずみに利用できる方法がいくつか存在します。

最も早く効果を実感できるのが美容整形

乳首の黒ずみをできるだけ早く改善したい、いつまでにという期限があるという場合には、最も早く効果を実感できるのが美容整形です。

美容整形で選べる方法とは

美容整形で乳首の黒ずみを改善する場合には3種類の方法から選ぶことができます。

ハイドロキノンとトレチノインを使う方法

美容整形の中で乳首の黒ずみを改善する方法として最も取り入れられているのがハイドロキノンとトレチノインを使う方法です。

ハイドロキノンは肌の漂白剤と呼ばれるほど高い美白作用を持っています。日本国内では濃度制限がかけられていることから、高い美白効果を得ることができる高濃度のハイドロキノンは皮膚科や美容整形外科などでの処方が必要になります。
トレチノインは、新陳代謝を強力に促すことができる成分であり、日本国内では化粧品に配合することができませんが、処方であれば使用することができます。
乳首の黒ずみを改善する際にはトレチノインで蓄積してしまったメラニンを体外に排出させ、ハイドロキノンで乳首の黒ずみの原因となるメラニンの生成や増殖を抑えて、乳首の色を薄くしていきます。

費用 期間or回数
3万円前後~ 1クール3ヶ月

治療の流れ

ハイドロキノンとトレチノインを使用する際には使用量や使用方法をしっかりと守る必要があります。通常の塗り薬のように塗る量や範囲を考えずに塗ってしまうことで副作用を引き起こしてしまう可能性があるからです。
美容整形外科で取り入れられているハイドロキノンとトレチノインを使った治療法では

  1. ビタミンC誘導体のローションを乳首に塗る
  2. トレチノインを乳首の範囲よりも少し狭く塗る
  3. ハイドロキノンを乳首の範囲に塗る

となります。
またハイドロキノンやトレチノインを長期間使用することはできません。
トレチノインは約1ヶ月から1ヶ月半使用し、ハイドロキノンは3ヶ月間使用します。この治療期間を1クールとし、1クールで満足の行く効果が得られなければ一ヶ月期間をあけて再開します。

塗り方や塗る量、使用する期間などは、ハイドロキノンやトレチノインの濃度や美容外科の方針などによっても違うので、担当医師の指示に必ず従うようにしましょう。

レーザーを使う方法

ハイドロキノンとトレチノインでの治療がポピュラーになる前に多く取り入れられていたのがレーザーによる治療です。
乳首にレーザーを照射することで黒ずみの原因となるメラニンを除去することができます。

QスイッチYAGレーザー

現在、多くの美容整形外科で、乳首の黒ずみの治療のために取り入れられているレーザーがQスイッチYAGレーザーと呼ばれるものです。
黒ずみの原因であるメラニンを狙い撃ちすることができ、正常な肌にはダメージを与えないものとなっています。施術による痛みが少ない、赤みや腫れなどが少ないなどのメリットがありますが、効果は比較的緩やかなものとなるので、一回の施術で即効性があるものではなく、乳首の黒ずみを改善するためには数回程度通う必要があります。

ピコレーザー

QスイッチYAGレーザーよりも少ない回数で効果を発揮するのがピコレーザーです。個人差はありますが、人によっては最短一回の施術で終了したという人もいます。とても短い間隔でレーザーが照射されることでムラなく黒ずみを除去することができ、正常な肌へのダメージや施術中の痛みもほとんど感じないと言われています。ただし、ピコレーザーは最新技術となっており、機械そのものが高額であること、使用することが出来る医師が限られることから施術にかかる費用が高額になります。

QスイッチYAGレーザー ピコレーザー
費用(1回) 1万円~2万円以内 2万円前後
期間or回数 1クール(8週間)10回 最短1回・最高10回

施術の流れ

まずはしっかりと担当医師とカウンセリングを行います。美容整形外科では完全予約制となっていることがほとんどです。カウンセリングで施術日を決定します。
施術当日は5分程度で終わります。
施術中の痛みはゴムでパチンと弾かれる程度ですが、痛みに弱い場合には相談すると麻酔クリームや痛み止めなどを使用してもらうこともできるので、カウンセリングの際に相談しておきましょう。
レーザーを照射した直後に乳首が少しだけピンクになることがあります。半日ほどたつと黒っぽく変化し、肌の生まれ変わりが始まります。1週間から2週間ほどで乳首の色が薄くなっていきます。

レーザー治療が受けられない人

日焼けをしている場合や光アレルギーがある場合、乳首付近に乳首ピアスなどの金属が入っている場合、光に敏感になるソラニンやコールタールなどの薬を服用している場合はレーザー治療を受けることができません。
また通常のレーザー治療は妊娠中や授乳中などの場合は施術を受けることができませんが、ピコレーザーは肌刺激が少なく安全性の高い技術とされているので出力の調整によっては授乳中でも施術を受けることができ、重度のアトピー性皮膚炎の人も施術を受けることができます。

ケミカルピーリングを使う方法

ケミカルピーリングはメラニンの除去に直接影響する方法ではありませんが、肌のターンオーバーを促進させることで黒ずみを改善することができる方法です。
乳首の古い角質を取り除くことで乳首をピンクにすることができます。ピーリングと言えば、ドラッグストアなどで顔や膝、肘などに使用することができるものが多く販売されていますが、医療機関である美容整形外科では10%から50%ほどの強い酸を使用することができるので、高い効果を発揮します。

費用(1回) 期間or回数
1万円前後 1~2週間に1度の頻度で5回~10回

施術の流れ

ケミカルピーリングではフルーツ酸が使用されることがほとんどです。自然由来の成分なので人体にも安心して使用することができます。
乳首の表面に酸を塗り、5分から10分程度置きます。この間に角質や老廃物などが溶けていきます。
酸の濃度は個人に合わせたものを使用し、さらにピーリングは準医療行為となるので医師の管理の元行われます。

費用が高額になる理由

美容整形外科で乳首の黒ずみを改善する場合には、どの方法も高額な費用がかかります。ハイドロキノンとトレチノインを使用する方法では3万円前後、レーザー治療やケミカルピーリングでは回数にもよりますが、10万円から20万円程度かかることも珍しくありません。

治療。とは言っても保険は使えない

皮膚科や美容皮膚科、美容整形外科で乳首の黒ずみを改善するために治療を受ける場合には、健康保険を使用することはできません。
乳首の黒ずみは病気ではないので保険が使えないのです。ですから自由診療となり、病院やクリニックによってもかかる費用に違いが出てきます。その方法を選んでも数万円は覚悟する必要があります。

プライバシーの問題

皮膚科や美容皮膚科、美容整形外科などで乳首の黒ずみを改善する目的で治療を受ける場合には、乳首を担当医師や看護師に見せる必要があります。これがデメリットと感じる人もいるでしょう。また施術をする場合は完全個室なのか、待合室でのプライバシーの配慮などは十分なのかなど、病院やクリニックを選ぶ際にはチェックしたいポイントです。

リスクの問題

乳首の黒ずみを改善する方法として、最も早く効果を実感することができるのが美容整形によるものです。
専門に医師が施術や処方をすることで安心することができますが、失敗が0とは限りません。医療行為とは言え、リスクがないとは言い切れないのです。中には悪質な病院やクリニックなども存在するので、美容整形で乳首の黒ずみを改善したいと考える場合には慎重に病院やクリニックを選ぶ必要があり、さらにカウンセリングでは十分に説明を受けることが大切です。

美容整形では劇的に乳首の黒ずみを改善することができるものが多いのですが、高額な費用や施術でのリスクなどデメリットを考えると、乳首専用の美白クリームなどで長期的に乳首の黒ずみを改善する方がメリットが多いのではないでしょうか。