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お風呂上がりなどに、鏡を見る度に自分の乳首の黒ずみにがっかりしていませんか?
いつのまにか乳首が黒ずんでしまっていて、どうすればいいのかわからないという人もいるでしょう。また乳首の黒ずみを改善するためにインターネットで検索をしている人も多いのではないでしょうか。
そんな中で、乳首の黒ずみを改善する方法として出て来るのがトレチノインの使用です。
では、トレチノインとはどんな成分なのでしょうか。また乳首の黒ずみに効果はあるのか、使い方や副作用についてなど徹底的に調べてみました。

トレチノインの基礎知識

トレチノインはビタミンA誘導体の1つ

トレチノインはビタミンA誘導体の1つです。
通常のビタミンAの50倍から300倍もの生理活性があると言われており、強力な肌のターンオーバーの促進作用があります。

ニキビ治療薬としても使われている

アメリカでは、ニキビの治療薬としてトレチノインが広く利用されています。この他にも、オイリー肌の改善や毛穴の開きの改善、やけどや手術後の色素沈着の改善、シミやシワ、くすみの改善、日焼けあとの改善などに使用されています。

乳首の黒ずみに効果があるのはなぜなのか

シワやシミ、そばかすやくすみ、日焼け、やけどやケガなどによる色素沈着の改善に役立てることができるのがトレチノインですが、乳首の黒ずみの改善にも役立てることができます。
では、なぜ乳首の黒ずみの改善に役立てることができるのでしょうか。

ターンオーバーを促進する効果

乳首の黒ずみの原因は、何らかの刺激を受けて分泌されたメラニンが上手く排出されずに残ってしまい、色素沈着を起こすからです。
つまり、上手く体外にメラニンを排出することができれば、色素沈着は起こることなく乳首が黒ずむこともありません。
発生してしまったメラニンを、体外に排出するのが肌のターンオーバーです。肌のターンオーバーは正常であれば、だいたい28日をサイクルとして行われています。このサイクルは早くても遅くても肌トラブルを起こすのですが、遅くなってしまうと古い角質が剥がれずに残ってしまうことで色素沈着の原因になってしまうのです。
そこで、トレチノインの強力なターンオーバーを促進する働きによってメラニンを排出することで乳首の黒ずみを改善することができます。

トレチノインの使用方法

トレチノインを使用する際には、塗布する部分を清潔にしておきます。この時に、先に保湿クリームなどを塗ってしまうとトレチノインの効果が薄くなってしまう可能性があるので注意しましょう。
朝と晩の1日2回塗布します。
黒ずみが気になる乳首や乳輪よりも小さめに薄く塗り広げましょう。この時に、綿棒などを使うと塗りやすくなります。
5分から10分程度で皮膚に浸透するので、綺麗に乾いたらブラジャーをつけても構いません。

ハイドロキノンを一緒に使用する場合

トレチノインは美白作用のあるハイドロキノンと一緒に処方されることが多いです。
ハイドロキノンと一緒に使用する場合には、先にトレチノインを塗布します。
トレチノインを薄く塗った後にハイドロキノンをトレチノインを塗った範囲よりも少しだけ広めに塗布しましょう。

トレチノインの治療スケジュール

トレチノインを使って乳首の黒ずみを治療する場合は2週間から6週間を1クールとします。
黒ずみが改善されない場合などに再開する場合には1ヶ月以上あけてから再開しましょう。

トレチノインの使用上の注意

使用する際には紫外線対策をしましょう

トレチノインを使用することで肌の再生機能が活性化されます。この時に古い角質が剥がれ落ちて、急速に新しい肌になろうとしているので、肌のバリア機能は低下してしまっています。
日差しの影響を受けやすいので、トレチノインを使用している時は十分な紫外線対策が必要です。乳首を直接紫外線にさらす機会はほとんどないのですが、紫外線は薄手の衣類などは簡単に透過してしまいます。厚手の衣類や日傘、帽子やサングラスなどを使用して紫外線をカットしましょう。また紫外線の少ない時期を選んで治療をするのも良いでしょう。

妊娠している女性は使用することはできません

トレチノインは妊娠中の女性、授乳中の女性は使用することができません。
内服することで奇形の可能性が非常に高くなると言われており、外用でも使用するべきではないとされています。

塗布した部分を必要以上に刺激しない

トレチノインを使用するとターンオーバーが促進されてかゆみを感じることがあります。ですが、掻いてしまうことで刺激となり、色素沈着を起こしてしまうことがあるので、トレチノインを塗布した部分は必要以上に触らないようにしましょう。
またトレチノインを触った手で、黒ずみが気になる部分以外を触らないようにしましょう。トレチノインがついた場所の皮が剥けてしまうことがあります。

トレチノインによる副作用

トレチノインは使用上の注意なども多く、皮膚科や美容クリニックでの処方が必要になることから、副作用などが怖いのでは?と思う人もいるでしょう。
トレチノインはビタミンAの誘導体の1つであり、人間の体の中にも微量に存在するものです。ですからアレルギー反応や抗原抗体反応などのリスクは低いとされています。
ただし、使用量や使用方法を間違えることで副作用が起こったり、全ての人に安全な成分というわけではないので、アレルギーを起こす人も存在します。
トレチノインの間違った使用量や方法で起こる肌トラブルとしては赤みやシミ、ニキビの悪化などがあります。

トレチノインを使用することで起こる反応

トレチノインを使用することで肌のターンオーバーは促進されます。
ここで起こるのが、トレチノインを使用した部分の皮が剥ける、赤くなる、かゆくなるなどです。
通常使用して2日から3日程度でこういった反応が現れ始めます。2週間ほどすると耐性がついてくるので、こういった症状も落ち着いてくるのですが、あまりにも強く出る場合や我慢できない場合などは、一度トレチノインの塗布を中止して皮膚科医に相談しましょう。トレチノインの濃度を下げたり、塗る感覚をあけるなどの対処ができます。

正しい使い方で乳首の黒ずみを改善しましょう

トレチノイン自体には美白効果はなくても、肌のターンオーバーを促進することで、黒ずみの原因となるメラニンをスムーズに体外に排出することができるようになります。
副作用の問題や反応、使用上の注意などを見て、取扱いが難しいのでは?と思われがちですが、皮膚科や美容クリニックで診察を受けて、トレチノインの正しい使用法や量、副作用についてなどしっかりと説明を受けて、正しく使用することで安全に乳首の黒ずみを改善することができます。